個人事業主が節税できる最強の裏ワザ8選【300万以上税金が安くなる】

個人事業主が節税できる最強の裏ワザ8選 個人事業主

個人事業主の税金が高い!節税したいな・・・

弁護士たんたん
たんたん

弁護士として個人事業主をやっている僕がこれまでやってみた節税方法について解説します。

個人事業主やフリーランスになってみて、一番怖いものは、なんといっても税金ですね。

「所得税を払ったと思ったら、またすぐに住民税の支払がある・・・」

「今月の利益は、税金を払ったらなくなってしまった・・・」

「サラリーマンのときより税金が増えている!?」

「とにかく税金が高い!」

これでは、税金を払うために働いているのではないかと思うときが多々あります。税金が払えなくて事業が失敗してしまうこともよく聞きますね。

 

なんとか、この支払う税金を少しでも減らせないのか。

かといって、脱税は犯罪なので絶対してはいけない。

そこで、合法で効果的な節税対策を、いろいろと調べてきました。

 

僕が個人事業主になってから、やってみて実際に効果のあった節税テクニックを、おすすめ度、節税効果、手軽さ度も含めて紹介します。

個人事業主やフリーランスの皆さんは参考にしてくださいね。

 

この記事では主に下記について説明します。

  • 個人事業主が節税できる最強裏ワザ8選
  • どのくらい節税できるのか?
  • 節税して貯金を貯めよう!

個人事業主が節税できる最強裏ワザ8選

節税できる最強裏ワザ8選

個人事業主の節税裏ワザ一覧

節税裏ワザ名 おすすめ度
小規模企業共済 ★★★★★
iDeCo(イデコ) ★★★★☆
生命保険料控除 ★★★★☆
ふるさと納税 ★★★★☆
青色申告控除 ★★★☆☆
30万円未満の即時償却制度 ★★☆☆☆
青色専従者控除 ★★☆☆☆
経営セーフティ共済(倒産防止共済) ★☆☆☆☆

※おすすめ度

★★★★★ めちゃくちゃおススメ!今すぐにでもやろう!

★★★★☆ かなりおススメ!ぜひやってみよう。

★★★☆☆ 結構おススメ!やったほうがいい。

★★☆☆☆ おすすめ!やれるならやってみよう。

★☆☆☆☆ あまりおススメではない。人によってはやってみよう。

1 小規模企業共済

小規模企業共済

・おすすめ度 ★★★★★

・節税効果  ★★★★★

・手軽さ   ★★★

 

小規模企業共済とは、簡単にいうと、個人事業主の退職金積立みたいなものです。

 

自分で決めた一定額の掛金(月1,000円~7万円)を毎月支払います。

そうすると、個人事業主を止めるときに、それまで払った掛金額プラスアルファがもらえます。

 

その年に支払った掛金全額が、所得から控除されるので、所得税と住民税が安くなります。

 

節税が出来る上に、払った以上のお金が戻ってくるという、とてもお得な制度ですね。

 

僕が一番おすすめする節税対策がこの小規模企業共済です。

とにかく個人事業主やフリーランスになったら、月額1,000円からでもいいので早くはじめましょう!

2 iDeCo(イデコ)

iDeCo(イデコ)

・おすすめ度 ★★★★

・節税可能額 ★★★★

・手軽さ   ★★★

 

iDeCoとは簡単にいうと、個人事業主の企業年金・厚生年金みたいなものです。

 

自分で決めた一定額の掛金(月5,000円~6万8,000円)を毎月支払います。

そして、この掛金は、自分で選んだ投資信託などで運用することになります。

そうすると、原則60歳になったときに、それまで払った掛金で運用した結果の金額を受け取ることができます。

 

これもその年に支払った掛金全額が所得から控除されるので、所得税と住民税が安くなります。

 

なお、厚生年金とは違って社会保険控除ではなく小規模企業共済等控除になるので確定申告をするときには注意しましょう。

 

1でみた小規模企業共済と似ているところもありますが、一番違う点は運用の結果によってもらえる金額が大きく変わるところです。そのため運用に失敗した場合は、もらえる金額が払った金額よりも減ってしまうこともあります。

 

逆に言えば、運用結果次第では支払った金額の何倍ものお金をもらうこともできるということですね!

 

1の小規模企業共済と併用もできるので、余裕がある場合には両方やってみましょう。

 

ちなみに僕は、両方ともMAXまで掛金を支払っています!

3 生命保険料控除※注意点あり

・おすすめ度 ★★★★

・節税可能額 ★★

・手軽さ   ★★★★★

 

生命保険料控除は、生命保険料を支払った分の一部が所得から控除されることにより節税できる制度です。

 

生命保険?・・・・

 

生命保険なんて自分には不要だ

生命保険は結局損すると聞いた

 

という方も多いのではないのでしょうか???

 

実は僕もそう思っています。

 

なので、ここでおすすめしているのは、通常の生命保険ではなく、いつ解約しても解約返戻金律が100%を超えるような、特殊な生命保険のことになります。

 

いつでも解約できて元本割れをしないのであれば、それは貯金と変わりません。それに加えて支払った保険料の一部が所得から控除されるのですから、お得すぎると思うのです。

 

こういう生命保険はたくさんあるわけではないので、是非調べて自分に合った保険に加入してみてください

 

節税出来る金額はそれほど多くはないですが、デメリットが全くないので非常におすすめです。

4 ふるさと納税

・おすすめ度 ★★★★★

・節税可能額 ★★★

・手軽さ   ★★★★★

 

言わずと知れたふるさと納税ですね。

 

ふるさと納税は、個人事業主でなくても利用できる制度なので、利用している方も多いと思います。

 

これも簡単に言えば、2000円を負担することで、納税した分の3割の返礼品がもらえるという制度です。

 

つまり、支払う税金額が減ることはないのですが、ふるさと納税金額の3割が選んだ商品として戻ってくるようなイメージです。

 

実質的にはこれも節税と言っていいでしょう。

 

とにかく、気軽にできて、好きなものをもらえて、うれしい気持ちになれるのでお勧めです。

 

ふるさと納税をさらにお得にする方法もいろいろとあるので調べてみてください。

5 青色申告控除

・おすすめ度 ★★★★★

・節税可能額 ★★★

・手軽さ   ★★

 

個人事業主は、必ず確定申告をしますよね。

 

僕もいつも確定申告の時期はバタバタしてギリギリになってしまいます。

 

この確定申告には青色申告と白色申告の2種類があるのは知っていますよね?

 

このとき青色申告の方を選ぶと節税の面で様々なメリットがあるんです。

 

特に一番大きなメリットは、特別控除として65万円が所得から控除されることです。ちなみに、白色申告は10万円しか控除されません。

 

他にもいくつかメリットがあるんですが、それはまた別のところで説明しますね。

 

青色申告は、白色申告よりも少し複雑です。

なので、やり方がよくわからない人は税理士さんに頼むのも良いですね。税理士さんに払う報酬よりも、青色申告による節税額の方が大きくなることもありますよ!

 

あとは、会計ソフトを使えば、ちょっと調べれば、素人でも青色申告ができると思います。

 

ちなみに、私は、MFクラウドという会計ソフトを使って自分で青色申告で確定申告をしています。

6 30万円未満の即時償却制度

・おすすめ度 ★★★★

・節税可能額 ★★★

・手軽さ   ★★★★

 

節税をするためにまず思いつくのは経費を増やすことですよね。

 

車購入をして経費にするという話はよく聞きますね。

 

でも、10万円以上のものを購入しても、その年に全て経費に出来るわけではないのです。減価償却しないといけないですよね。

 

ところが、この即時償却制度を使えば、30万円未満のものを購入した場合、年間合計上限300万まで、その年に一括して経費にできるんです!

 

もちろん、プラ-ベートでしか使わないものなど、もともと経費にならないものを購入しても経費には出来ませんが・・・・

 

気をつけないと行けないのは、この制度を使うためには、青色申告をする必要があるってことですね。これも青色申告をするメリットになります。

 

この制度は、2020年3月末までのものとされていました。延長される可能性があるみたいなので随時チェックしてみてください。

7 青色専従者控除

・おすすめ度 ★★★

・節税可能額 ★★★★

・手軽さ   ★★★★

 

青色専従者控除とは、簡単にいえば、同一世帯の家族に給料を払って経費にできる制度のことをことです。

 

経費が増えるので当然個人事業主の税金は減ります。

そして、家族の収入が増えるので、家族として使えるお金が増えることになります。

 

これは、その名の通り、青色申告をしている個人事業主のみに認められるんです!

 

白色申告の人も、家族に給料を払って経費にできるのですが、経費にできる上限額があります。86万円(配偶者の場合)又は50万円(配偶者以外の家族の場合)までしか経費にできません。

 

雇える家族がいる場合には、おすすめの制度ですね。家族を雇う場合は、必ず青色申告をするようにしましょう。

8 経営セーフティ共済

セーフティ共済

・おすすめ度 ★★

・節税可能額 ★★

・手軽さ   ★★

 

経営セーフティ共済は、倒産防止共済ともいいます。

これは、本来節税のための制度ではないんです。

 

簡単に言えば、その名の通り、取引先が倒産したときのために入る保険のようなものです。

 

ところが、経営セーフティ共済の掛金は全額が「経費」になるため、経費を増やすことができます。

そして、この掛金は一定期間以上支払えば、いつでも解約して取り戻す衣ことができます。

 

そのため、上手く使うことにより節税になるのです。

ただ、ちょっと使い方が難しく、適当に支払っていると、その年の税金は安くなっても、解約した年の税金が高くなってしまい、結局意味がないなんてこともあります。

 

僕は経営セーフティ共済も加入していますが、あまりおすすめはしません。

どのくらい節税できるのか

どのくらい節税できるのか

この8つの節税裏ワザを使うと、結局どれくらい節税できるの?

・個人事業主が支払わなければならない税金
・節税の仕組み
・節税できる金額

個人事業主が払わなければならない税金

 

まず、個人事業主が払わないと行けない税金は、主に次の4つです。

 

・所得税

毎年3月15日までに確定申告して払います。

また、予定納税は、7月と10月に払いますね。

 

・住民税

住民税は6月・8月・10月・翌年1月の4回支払時期があります。

 

・事業税(所得が290万越えの場合)

事業税は、8月と11月が支払時期ですね。

 

・消費税(売上が1,000万円越えの場合)

消費税は、所得税と一緒で3月が支払時期ですね。

 

こうしてみると、毎月のように税金の支払がありますね・・・

 

この4種類の税金のうち、所得税・住民税・事業税は、ちゃんとした節税対策を行えば、税金を減らすことができます。

節税の仕組み

 

税金の金額は、「事業所得」と「課税所得」から次のように決まります。

 

「売上」-「経費」=「事業所得」

「事業所得」-「所得控除」=「課税所得」

 

「課税所得」×「税率」=所得税・住民税

(「事業所得」-290万円)×5%=事業税

 

なので、「経費」か「所得控除」の金額を高くすれば、「事業所得」や「課税所得」が減って、税金も減ることになります。

 

さっき紹介した節税裏ワザは(ふるさと納税だけは違いますが)、どれも「経費」や「所得控除」の金額を増やすものです。

 

節税裏ワザによって増やせた「経費」と「所得控除」×税率が具体的な節税額となります。

節税できる金額

例えば、節税裏ワザを次のように使ってみたら、どれくらい節税できるのでしょうか?

 

・小規模企業共済   月7万円・年84万円(上限)

・iDeCo     月6万8,000円・年81万6,000円(上限)

・生命保険料控除   年4万円(上限)

・青色申告控除    年65万円

・即時償却制度    年300万円

・経営セーフティ共済 年240万円(上限)

 

課税所得減少額 774万6,000円

事業所得減少額 540万円

 

仮に、課税所得が900万~1800万円の人の場合、所得税と住民税を併せた税率は約43%なので、

 

約774万×43%=約333万円節税できたことになります。

 

また、事業税は5%なので

 

540万円×5%=27万円節税できたことになります。

 

これを合わせると、なんと、約360万円以上節税できたことになります!

 

もっとも、税率は課税所得の金額によって異なりますし、経営セーフティ共済はその年は節税できても、解約した年に税金がかかるので、それぞれ自分の経営状態に合わせて計算してみてください。

個人事業主は節税を極めて貯金をつくろう!

個人事業主は節税を極めて貯金をつくろう!

個人事業主が300万円以上節税できる事例もあることがわかりましたね。

 

サラリーマンと違い、事業をやっていると、収入が安定しないことが多いと思います。

 

そんなとき、一番頼りになるのは、キャッシュ・貯金です。

 

合法な節税をしっかり行い、払うべき税金はしっかり払った上で、貯金をできるだけ貯めておくのが、個人事業主を続けていく秘訣だと思っています。

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